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【医師監修】妊娠9ヶ月(妊娠32週・33週・34週・35週)

2020-04-20

9ヶ月に入ると赤ちゃんが大きくなるぶん腰や胃の圧迫感などママの負担も増えてきます。一方、赤ちゃんはぐんぐん成長し、消化器や循環器などもほぼでき上がっています。さらに皮下脂肪が増えふっくらとし、体いっぱいにエネルギーを蓄え始めています。

監修医師

平松祐司先生

岡山市立総合医療センター顧問
岡山大学名誉教授

周産期医学、産婦人科手術学、婦人科腫瘍学を専門とし、女性ヘルスケア全分野に幅広い医療を提供。日本産婦人科手術学会、日本糖尿病・妊娠学会の理事長も務める。また、産婦人科手術書の編集主幹として安全な手術の普及にも取りくみ、現在も産婦人科全分野の診療にあたっている。特に妊孕能温存手術を希望する多くの患者さんが全国から受診している。

妊娠9ヶ月のママとおなかの赤ちゃんの様子

【ママの体】
子宮の高さが肋骨のすぐ下まで来るほど大きくなり、足のつりがさらに起こりやすくなったり、大きなおなかをかばう姿勢で腰が痛くなったりします。また、子宮が大きくなるぶん尿もれも起こしやすくなってきますので尿もれパッドなどを用意すると安心。胃も圧迫されてきますので、一度にたくさん食べることが難しくなってきます。胎動の激しさに夜の眠りが浅くなることもありますが昼間に仮眠を取るなどでカバーしていきましょう。

【赤ちゃんの様子】
さらに皮下脂肪が増えて体つきがふっくらと、しわしわだった皮膚も厚みを増して張り、産毛も減ってきます。この頃になると赤ちゃんが羊水の中で自由に遊ぶスペースが狭くなるため、激しかった胎動が1時間に数回動くくらいに減ってきます。さらに消化器や肺の機能も完成に近づき、外に出たときに行う肺呼吸の準備が整ってくる頃です。

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妊娠9ヶ月のやることリスト

やるべきこと

分娩予定日の6週間前から産休に入る
里帰り出産の場合32週までに帰省を
体の負担にならないよう32週までを目安に帰省するのがおすすめです。飛行機での移動は、(国内ならば)予定日の28日前を過ぎると医師の診断書が必要になります。
入院に必要なものを準備してバッグへ
母子手帳、健康保険証はもちろんパジャマや下着、退院時の赤ちゃんの肌着や服など、病院、産院から指示されたものをまとめて入院バッグを準備しましょう。
出産後に必要な手続きを確認
出生届など病院、産院の証明が必要な書類もあります。パートナーへお願いできるように用意を。

やっておくとよいこと

産休、育休の申請、保険の手続きなどを確認
働いているママは会社に提出する書類の最終チェックをしておきましょう。
パートナーと家事分担や育児協力について話し合う
妊娠中から産後の協力体制を整えておくことはとても大切です。パパや家族と家事や育児の分担について話し合っておきましょう。
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