妊娠・出産・育児の情報サイト

妊娠性のない痛みの例

妊娠性のない痛みの例

※雑誌「妊すぐ2013年4月号」の記事となり、当時の記事を掲載しています

急性虫垂炎

右下腹部

刺すような右下腹部痛がよく知られますが、気分が悪い、嘔吐、みぞおちの痛みなどつわりと似たような消化器症状をきたすこともあります。

胃・十二指腸潰瘍

みぞおち付近

胃痛、嘔吐が主な症状。悪化すると吐血することもあります。十二指腸潰瘍の場合は背中に痛みを感じることもあります。

膀胱炎

下腹部の正中部

排尿時に刺すような痛みを感じ、頻尿と言ってトイレが近くなるのが典型的な症状。排尿後に残尿感もあります。進行すると膀胱にも炎症が。

尿路結石

わき腹、腰背中部分

疼痛、血尿、さらに悪心、嘔吐などの症状も現れます。妊娠中、多くは外科的処置はせず投薬治療ですが、レーザー手術をすることもあります。

急性腎盂腎炎

腰背部

全妊婦さんの4%程度に起こります。発熱、悪寒をともない、入院して抗菌薬の投与となる妊婦さんが多いようです。

ストレス(流産への過度な心配など)

胃または腸(下腹部)

妊娠中でも、ストレス性の胃痛にかかる妊婦さんはいます。

Q.妊娠以外の病気の可能性はあるの?

A,妊娠中に、妊娠と無関係の病気を発症することも

超音波などでひと通り検査して、妊娠の異常が認められなければ、他の疾患を疑います。よく見られるのが虫垂炎(盲腸)や腎盂腎炎など、妊婦さんでなくてもよく起こる疾患が妊娠中に起きてしまうこと。場合によっては妊娠中であっても手術を行います。