おなかの張り・痛み

おなかの張り・痛み

※雑誌「妊すぐ2013年1月号」の記事となり、当時の記事を掲載しています

子宮は靭帯によってテントのように支えられているため、つられたような痛みに

妊娠月齢が進むごとに子宮はどんどん大きく肥大していきます。妊娠前はニワトリの卵くらいの大きさだった子宮が、妊娠10カ月頃にはすいかほどの大きさに。短期間でそれほどまで大きく膨張するのですから、おなかやおなかの周囲に軽い痛み・違和感を覚えるのは、ごく自然なことといえます。子宮は5種類の靭帯によって、テントのように支えられています。子宮は大きくなるために収縮運動を繰り返すわけですが、その運動により張りを感じたり、靭帯が引っ張られることで、つるような痛みを感じます。足のつけ根やおへそまわりの痛み、横腹や恥骨の違和感、下腹部が締め付けられるようにぎゅっと痛んだり、おへそまわりが不意にチクっとするのもこれらが原因です。

おなかの張り・痛みの症状と原因

軽い張りや痛みの場合

軽い痛みなら心配しなくてOK。安静に過ごして様子を見ましょう

「おなかの軽い痛みや張りは自然なことですから、しばらく横になって安静にしていればおさまることがほとんどです。また、胃腸の不調による便秘の痛み、というケースも。ただし、痛みがひどい場合は担当医に相談をしてください」

激痛や出血を伴う痛みの場合

突然の痛み・出血を伴う激痛は子宮にトラブルが起きているサイン

「頻繁に続く張りや、耐えきれないほどの痛み、突発的な激痛、出血を伴う痛みなどは、切迫流早産や常位胎盤早期剥離などの可能性も。子宮になんらかのトラブルが起こっているサインなので、すぐに病院で診察を!」